[ベトナム株]三井物産、ベトナムでデータセンター事業参入へ

  三井物産株式会社(東京都千代田区)はこのほど、通信・IT分野最大手FPT情報通信[FPT]グループの子会社やKDDIが出資するベトナム現地のデータサービス事業会社TIV(ハノイ市)に資本参加した。   今回の新事業参入では、ベトナムへ進出する日系企業などに向けて、高性能で信頼性の高いデータセンターを活用したクラウドサービスなどを提供していく。ベトナムで拡大するITインフラ需要を取り込み、三井物産が現地で既に出資・参画している電子商取引(EC)やコールセンター事業と組み合わせた多面的なサービスを提供することで、日系企業のベトナム進出支援の強化を目指す。   三井物産はTIVの発行済株式の15%をオリンパスビジネスクリエイツ(東京都新宿区)から4500万円で取得。FPTの子会社とKDDIに次いで第3位の株主となり、非常勤の取締役と監査役の計2人をTIVへ派遣する。   TIVはハノイ市内に世界標準の設備を備えたデータセンターを保有しており、サーバー預かり(コロケーショ ン)や仮想化ITインフラなどのサービスを提供している。   なお、三井物産はベトナムを足がかりとして、ベトナム以外の東南アジア各国における同様のデータセンター事業展開も視野に入れているという。(情報提供:VERAC)
三井物産株式会社(東京都千代田区)はこのほど、通信・IT分野最大手FPT情報通信[FPT]グループの子会社やKDDIが出資するベトナム現地のデータサービス事業会社TIV(ハノイ市)に資本参加した。
economic
2014-07-08 19:45