現代自動車など6社に集団訴訟、「燃費表示が誇張されている」=中国メディア

 中国メディアの騰訊財経は8日、韓国の1700人を超える消費者が現代自動車など計6社を相手取って集団訴訟を起こしたと伝えた。原告側は購入した自動車の燃費表示に問題があり、想定よりも高い燃料費の負担につながったと主張している。  記事は、原告側の弁護士の主張として「今回の集団訴訟は消費者の権利とメーカーの責任を明確にするためのもの」と伝え、1人あたり90万ウォン(約9万円)から300万ウォン(約30万円)を賠償するよう要求していることを伝えた。  さらに「消費者の権利保護のための訴訟は韓国ではかなり珍しいこと」とし、これまでは裁判外での和解手続きが一般的であったと紹介。一方で、「韓国の消費者団体は、和解ではメーカーに対する懲罰が不足していると考えているようだ」と伝えた。  報道によれば、集団訴訟の対象となったのは現代自動車、双竜自動車のほか、アウディ、フォルクスワーゲン、クライスラー、BMWの6社だ。韓国国土交通部は6月、現代自動車と双竜自動車が燃費を誇張していたとして課徴金を科すと発表していた。(編集担当:村山健二)
中国メディアの騰訊財経は8日、韓国の1700人を超える消費者が現代自動車など計6社を相手取って集団訴訟を起こしたと伝えた。原告側は購入した自動車の燃費表示に問題があり、想定よりも高い燃料費の負担につながったと主張している。
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2014-07-09 09:15