東レが朝安後に上昇、今3月期1Qは営業益2割増との観測

 東レ <3402> が小幅安で寄り付いたものの、すぐにプラス転換。午前9時15分に7円高の687円まで買われている。  同社の今3月期の第1四半期業績について、9日付の日本経済新聞が観測記事を掲載。売上高が前年同期比15%増の4600億円前後、営業利益は同2割増の220億円程度に拡大したもようと報じている。  航空機向けを中心に、炭素繊維が順調に拡大。大型テレビ向けのフィルムも好調という。また、4Kテレビ向けフィルム、中国メーカー向けのスマートフォン用タッチパネル部材なども販売増となり、原料価格の上昇、前期に買収した米炭素繊維ののれん代負担などをカバーしたという。  第2四半期以降も炭素繊維や電子部材などが好調を維持し、原料価格の上昇についても価格転嫁が追いついてくると見通している。(編集担当:片岡利文)
東レが小幅安で寄り付いたものの、すぐにプラス転換。午前9時15分に7円高の687円まで買われている。
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2014-07-09 09:45