DICが小幅反落、6月中間期営業益は微減との観測
DIC <4631> が小幅反落。前場終値は2円安の254円となった。
9日付の日本経済新聞が同社の今12月期6月中間期決算の見通しを報じたことが、売り要因となっている。
中間期の営業利益は210億円弱と観測、会社計画の210億円をやや下回ったと見ている。変則9カ月決算だった前期とは比べられないものの、前年同期間との比較では微増にとどまったもようだ。
スマホなどのフィルター向けの顔料需要が増加、自動車向けの強化プラスチックも好調だったものの、原価高を受け、主力であるインキの利益率が低下したという。
中間期の売上高は4150億円程度と観測しており、会社計画の4100億円をやや上回ったと見通している。(編集担当:片岡利文)
DICが小幅反落。前場終値は2円安の254円となった。
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2014-07-09 12:15