ユーグレナが急反発、航空機のバイオ燃料検討で物色及ぶ
ユーグレナ <2931> が大幅反発。小安く始まった後に急速に買われ、前場に167円高(12.4%高)の1510円まで上昇する場面があった。
米ボーイング社や日本航空(JAL) <9201> 、ANAホールディングス <9202> など航空関連企業や、石油資源開発 <1662> 、伊藤忠商事 <8001> など33社が、航空機におけるバイオ燃料の実用化を目指し「次世代航空機燃料イニシアティブ」(INAF)という組織を立ち上げたと9日付の各メディアが報じている。
使用されるバイオ燃料は、家庭から出るごみや藻類、ジャトロファなどの植物が想定されており、今後、それぞれの特徴や原料調達手段などを協議し、実用化を目指すと見られている。
ユーグレナはミドリムシの培養技術で先行しているだけでなく、ジェット燃料としてのミドリムシの利用を想定した技術開発に取り組んでおり、また、ANAとは同技術を念頭に資本提携を結んでいることから、INAFへの協力など新展開が期待され、株価が動意づいたもようだ。(編集担当:片岡利文)
ユーグレナが大幅反発。小安く始まった後に急速に買われ、前場に167円高(12.4%高)の1510円まで上昇する場面があった。
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2014-07-09 14:00