日本電線、15年2月期業績予想を上方修正、通期で最終増益予想に

 日本電線工業 <5817> が9日引け後、15年2月期業績予想の上方修正を発表した。同社は計装用や制御用など各種ケーブルの製造や販売を手掛ける。  14年8月中間期では、売上高を23億円から25億円(前年同期比18.1%増)、営業利益を9500万円から1億4500万円(同3.6倍)、純利益を1億1000万円から1億3000万円(同2.1倍)に修正した。通期では、売上高を52億円から54億円(前期比8.9%増)、営業利益を2億500万円から2億6000万円(同36.1%増)に増額。純利益は2億円から2億4500万円(同3.4%増)と増益予想に転じた。  消費税率引き上げ前の駆け込み需要が一部でみられ、4月以降はその反動も大きくなく、比較的安定的に受注が確保できた。また、積極的な営業活動が奏功し、大型案件を受注できたという。  9日終値は2円安の388円。(編集担当:宮川子平)
日本電線工業が9日引け後、15年2月期業績予想の上方修正を発表した。
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2014-07-09 15:45