カイオム、「ADLib axCELL」に関して中国で特許査定
カイオム・バイオサイエンス <4583> は9日引け後、ADLibシステムの応用技術の一つ「ADLib axCELL(アクセル)」に関して中国で特許査定を受けたと発表した。従来技術では困難だった複雑な構造を持つ膜たんぱく質に対する抗体取得が可能になる技術で、ADLib axCELLに関しては初めての特許査定。日本や欧米でも出願済みという。
同社によると、多くの疾患には「複数回膜貫通型タンパク質」が関連しているが、抗体作製が困難で抗体医薬品は数えるほどしかない。今後、ADLib axCELLを用いた抗体取得と別途実施している抗体ライブラリ改良の成果を組み合わせることで、がんや自己免疫疾患、感染症などの治療に臨床応用できる抗体医薬の作製を進めていくとした。
9日終値は54円安の1492円。(編集担当:宮川子平)
カイオム・バイオサイエンスは9日引け後、ADLibシステムの応用技術の一つ「ADLib axCELL(アクセル)」に関して中国で特許査定を受けたと発表した。
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2014-07-09 16:45