外国人投資家の持ち株比率低下が目立つ銘柄は=金山敏之

 日本経済新聞によると、上場企業の外国人持ち株比率が一段と上昇しています。3月末時点でトヨタ <7203> や日立 <6501> などの外国人持ち株比率が過去最高となり、全体の3分の2にあたる約2300社で比率が高まったと伝えています。こうしたなかこの投資のヒントのコーナーでは、「外国人投資家の持ち株比率が5ポイント以上上昇した銘柄」や「外国人投資家の持ち株比率がが3ポイント以上(5ポイント未満)上昇した銘柄」を取り上げてきました。     しかし、なかには外国人投資家の持ち株比率を大きく落とした銘柄もみられます。そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に昨年9月末に比べこの3月期末の外国人投資家の持ち株比率が3ポイント以上低下した銘柄をピックアップしてみました。そのなかでもワコム <6727> や日東電工 <6988> 、やあおぞら銀行 <8304> の低下が目立ち、ワコムや日東電工では前下期に行った業績の下方修正が嫌気されたのかもしれません。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に昨年9月末に比べこの3月期末の外国人投資家の持ち株比率が3ポイント以上低下した銘柄をピックアップしてみました。
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2014-07-09 17:30