セクハラ野次に号泣会見・・・お騒がせ事件の印象、在日外国人に聞いてみた

 マスコミを連日賑わしている兵庫県議会の野々村議員(当時)の政務活動費の不正流用疑惑と、東京都議会セクハラ野次騒動についてどのような、感想を持っているのか国内の外国人コネクションにヒアリングしました。 ■兵庫県議会政務活動費の不正流用疑惑  同件に対しては、「幼児性」、「奇妙」、「知的レベルが低い」などの感想が寄せられました。  日本人から見るとあの風景は「焦点をそらせる為に演技をしているのでは?」というところがあり「あの風景を面白がってしまう」という側面もあると思うのですが、外国人から見るとそういう微妙な部分はあまり感じとれず、ただただ、「幼児性」、「奇異」に映っているようです。 ■東京都議会セクハラ野次問題  「議員のレベルが低い」、「考えられない」などの感想でした。議会が静かであるかは国民性によるようですが、他の国で野次というものはあまり飛ばさないようです。  旧来の野次文化の中で育った私たちには、年配者がああいう野次を飛ばすというのはありそうな世界と感じてしまうのですが、外国人にはそれが伝わりません。また、ユーモアが含まれている野次にはくすっと笑ってしまうというのは、わが国特有の文化のようです。  両事件の感想をまとめて総括すると、外国には日本人が抱く印象について微妙なところまでは伝わらず、「とにかく奇異」というのが第一印象のようです。これは、裏返して我々が外国のこのようなニュースを見る場合にも同じような感じを受けているのでしょう?  そして、日本在住の外国人でさえそのような感覚を持つのですから、日本の外でニュースを見ている人が感じる「奇異」の度合いはさらに大きいと思われます。  日本は文化面では上流な国であるというイメージを持っていた外国人にとって、上記2件わが国のイメージダウンにつながったことは確実のようです。(執筆者:西河豊 提供:中国ビジネスヘッドライン)
 マスコミを連日賑わしている兵庫県議会の野々村議員(当時)の政務活動費の不正流用疑惑と、東京都議会セクハラ野次騒動についてどのような、感想を持っているのか国内の外国人コネクションにヒアリングしました。
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2014-07-10 09:45