日本電線は急反発、業績予想を上方修正、最終増益予想に転じる
日本電線工業 <5817> が62円高(15.98%高)の450円で寄り付いて急反発した。計装用や制御用など各種ケーブルの製造や販売を手掛ける同社は9日引け後に発表した15年2月期業績予想の上方修正で最終増益予想に転じたことが好感された。
14年8月中間期では、売上高を23億円から25億円(前年同期比18.1%増)、営業利益を9500万円から1億4500万円(同3.6倍)、純利益を1億1000万円から1億3000万円(同2.1倍)に修正した。通期では、売上高を52億円から54億円(前期比8.9%増)、営業利益を2億500万円から2億6000万円(同36.1%増)に増額。純利益は2億円から2億4500万円(同3.4%増)と増益予想に転じた。
消費税率引き上げ前の駆け込み需要が一部でみられ、4月以降はその反動も大きくなく、比較的安定的に受注が確保できた。また、積極的な営業活動が奏功し、大型案件を受注できたという。(編集担当:宮川子平)
日本電線工業が62円高(15.98%高)の450円で寄り付いて急反発した。
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2014-07-10 10:45