甘く危険な香り‐もうひとつのシナリオ 2014年日本株式市場展望PART4=広木隆

  Perfume(パフューム)と言っても、日本の女性3人組テクノポップユニットのことではない。永遠のポップ・アイコン、ブリトニー・スピアーズの新曲のタイトルである。今月リリースされた2年9ヶ月ぶり、通算8作目となるオリジナル・アルバムからのシングルカットだ。クリス・ペプラーのナビゲートで、東京で今もっともヒットしている100曲を紹介するカウントダウン・プログラム、「J-WAVE TOKIO HOT100」では先週の9位から今週14位にランクダウン、トップ10圏外に外れたものの、まだまだホットなナンバーだ。“新しい”という意味で「ホットなナンバー」と言ったけど、曲はこれまでのブリトニーにはなかったような情念的なバラード。愛しい彼に、もうひとりの女の影を感じる、せつない気持ちを歌った曲だ。   私の香水の香りをあなたにつけたい。そして、あなたには知られたくないけど、彼女にはこの香りに気付いてほしい。そんな歌である。着想は松任谷由実の『真珠のピアス』と似ている。別れる男の部屋で過ごす最後の夜明け、ベッドの下に真珠のピアスを片方捨てておく。新しい女と引っ越しするとき、気づくことを願いながら。   女性のジェラシーに関してはもっと怖い話がある。ラフカディオ・ハーンの「破られた約束」という怪談である。…   (執筆者:広木隆 マネックス証券チーフ・ストラテジスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
Perfume(パフューム)と言っても、日本の女性3人組テクノポップユニットのことではない。永遠のポップ・アイコン、ブリトニー・スピアーズの新曲のタイトルである。今月リリースされた2年9ヶ月ぶり、通算8作目となるオリジナル・アルバムからのシングルカットだ。
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2013-12-30 17:15