トッパンFが反発、中期の利益拡大方針を好感

 トッパン・フォームズ <7862> が朝方に22円高の1049円まで買われ、後場も高値をうかがっている。  同社社長が10日付で日本経済新聞の取材に答え、2020年3月期において、売上高は今期予想比13%増の3000億円、営業利益は同2.3倍の300億円を目指すと明らかにしたことで、業績成長期待による株価急反発となった。  金融機関や自治体などからデータ入力を請け負う「ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)」が拡大するほか、100億円超を投資した工場集約などの施策も利益増に寄与し、帳票や伝票印刷の市場縮小をカバーすると見ている。  また、今後は海外企業のM&Aや資本提携も注力していくという。  同社株は7月3日に年初来高値となる1080円まで上昇している。(編集担当:片岡利文)
トッパン・フォームズが朝方に22円高の1049円まで買われ、後場も高値をうかがっている。
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2014-07-10 13:45