津田駒が今11月期予想を下方修正、中国受注が低迷

 津田駒工業 <6217> が10日引け後、今11月期の業績予想を下方修正している。  売上高は430億円から400億円(前期比3.9%減)の減収予想に転落。営業利益は2億5000万円から1億5000万円(前期は3億6600万円の赤字)に、純利益は2億円から1億円(同3億3400万円の赤字)に引き下げている。  主力事業である繊維機械において、中国でのシャドーバンキング問題や綿花価格下落による受注低迷が影響したほか、工作機械関連事業では市況の回復が当初の見通しほどでなく、5月中間期業績が計画に下ぶれしたことも要因となった。  同社の中間期業績は、売上高が前年同期比17.5%増の189億4300万円、営業赤字は5億4400万円(前年同期は9億200万円の赤字)、最終赤字は5億6600万円(同9億5200万円の赤字)となった。  津田駒の10日の終値は、1円安の153円。(編集担当:片岡利文)
津田駒工業が10日引け後、今11月期の業績予想を下方修正している。
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2014-07-10 15:45