日経平均は4日続落、方向感に乏しい展開続く=長島和弘
■今日の動きから
7月10日の東京株式市場、日経平均株価は86円18銭安の1万5216円47銭と4営業日続落となりました。日経225採用で値上り銘柄数は33、値下り銘柄数は183、変わらずは9。東証1部上場値上り260銘柄、値下り1465銘柄、変わらず90。全33業種中空運を除く32業種が値下り。TOPIXも4日続落。マザーズは6日続落。東証REITは反落しました。
米国株高も5月の機械受注統計で民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力除く民需」の受注額(季節調整値)が減少したことから、主力株中心に軟調展開となりました。
日経225採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> は上昇しましたが、ソフトバンク <9984> やファナック <6954> が下落。主力の日立 <6501> 、トヨタ <7203> も下落し、方向感に乏しい展開が続きました。
好決算銘柄や好材料を発表した銘柄などを個別物色する動きに傾斜する可能性もありそうだ。(執筆者:長島和弘)
好決算銘柄や好材料を発表した銘柄などを個別物色する動きに傾斜する可能性もありそうだ。
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2014-07-10 15:45