２０１４年は貸付と社会融資規模の合理的な増加を維持　中国総理

　　中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理の李克強氏は元旦を目前にし、民生の改善と改革の実施の状況を調査するため天津市を訪れた。３０日付中国証券報が伝えた。 　　李総理は天津市で、「２０１４年は、改革の全面的な深化、開放のさらなる拡大により、経済の安定運営と金融市場の全体的な安定を維持する条件が備わる。穏健な金融政策を継続することで、適度な流動性を維持し、貸付と社会融資規模の合理的な増加を実現し、物価水準の安定を維持する。金融体制改革を推進し、金融市場システムの一層の改善を図り、実体経済を下支えする能力と産業のモデルチェンジ・グレードアップを支援する能力の強化を続ける」と発言した。 　　李総理はまた、天津市の改革と経済の発展における成果を評価し、「中国北方の最も重要な港湾都市として、天津市は新たな改革・開放期においてリーダーシップを発揮し、投資およびサービス貿易の利便化を促進する総合的な改革策を積極的に模索し、経済の発展における新たな優位性の育成に取り組むことに期待している」と述べた。（編集担当：陳建民）