ここにきて利益予想の上方修正が目立つ銘柄は=金山敏之
本日の日本経済新聞では、証券アナリストが個別企業の収益予想を見直した件数をたどると、6月下旬から利益予想を引き上げる動きが盛り返していると伝えています。自動車や機械など輸出企業での上振れが多く米国や中国景気の懸念が和らぎ、恩恵が広がるとの見方が背景にあり、こうした日本企業の業績改善への期待感が株価を下支えしていると紹介しています。
このように業績改善への期待が高まるなか、今回はこの1カ月間で利益予想の上方修正がアナリストにより3回以上行われた銘柄で、かつ経常利益のコンセンサス予想が会社予想を5%以上上回る銘柄をピックアップしてみました。上方修正が5回以上のものとしてはマキタ <6586> やセイコーエプソン <6724> 、スズキ <7269> 、りそなHD <8308> 、三井住友FG <8316> などがあり、セイコーエプソンではコンセンサス予想が会社予想を16%も上回る水準となっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はこの1カ月間で利益予想の上方修正がアナリストにより3回以上行われた銘柄で、かつ経常利益のコンセンサス予想が会社予想を5%以上上回る銘柄をピックアップしてみました。
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2014-07-10 17:45