古野電は続急伸、業績予想の上方修正を買い材料視
古野電気 <6814> は続急伸し、寄り付き直後に67円高(9.91%高)の743円まで上昇。1月31日以来の高値を付けた。10日引け後に発表した15年2月期業績予想の上方修正が好感された。
14年8月中間期では売上高を400億円から430億円(前年同期比16.1%増)、経常利益を14億円から20億円(同48.8%増)に上方修正。通期では売上高を800億円から840億円(前期比11.0%増)、経常利益を25億円から28億円(同16.9%増)に引き上げた。
第1四半期決算は、売上高が前年同期比22.4%増の204億3900万円と大幅な増収を確保し、経常利益は16億2600万円(前年同期は600万円)に拡大した。船舶事業は漁業市場向けの売上がほぼすべての地域で増加し、商船市場向けはアジアを中心に増加。産業用事業は、中小型機の生化学自動分析装置が好調だったほか、周波数発生装置、ECT車載器の売上も増加し、セグメント損益が黒字に転じた。
なお、防衛省に対する費用過大請求に関する返納金などの発生は現時点で業績予想に織り込んでいないという。(編集担当:宮川子平)
古野電気は続急伸し、寄り付き直後に67円高(9.91%高)の743円まで上昇。1月31日以来の高値を付けた。
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2014-07-11 10:15