トーセは値下がり率上位、14年8月期業績予想の下方修正を嫌気

 トーセ <4728> は4営業日ぶりに急反落し、午前9時28分に111円安(13.25%安)の727円を付けた。売り一巡後は下げ幅を縮小したが、25日移動平均線が上値抵抗線になって押し返された。午前11時現在、東証1部では値下がり率トップ。  10日引け後に発表した14年8月期業績予想の下方修正が嫌気された。売上高を57億3600万円から50億7900万円(前期比7.0%減)、営業利益を3億9000万円から2億7100万円(同49.2%減)、純利益は1億7300万円から1億2300万円(同73.7%減)に引き下げた。  ソニー <6758> の新型ゲーム機「プレイステーション4」や米マイクロソフトの「Xbox One」の登場もあり、顧客による仕様の変更や開発プロジェクトの大型化などで開発完了時期が来期以降にずれ込んだ大型案件が発生した。モバイル開発事業では受注に至らなかった案件が複数発生したという。(編集担当:宮川子平)
トーセは4営業日ぶりに急反落し、午前9時28分に111円安(13.25%安)の727円を付けた。
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2014-07-11 11:00