久光薬が軟調、今2月期1Qは大幅減益に

 久光製薬 <4530> が軟調。午前9時15分に95円安の4255円まで売られている。  同社は10日引け後に、今2月期の第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比1.9%増の377億5600万円となったものの、営業利益は同9.5%減の45億9000万円、純利益は同46.8%減の39億9800万円と大幅減益に終わった。  国内市場では、医療用医薬品の売上高が前年同期比3.7%減収となり、薬価引き下げや後発品使用促進策強化などの影響を受けた。一般医薬品事業は厳しい販売競争のなか、同2.0%の増収となっている。利益面では、販売促進費や研究開発活動の強化が負担増となったほか、前期に計上した特別利益(販売権許諾料)の反動減もあったとしている。  通期の業績予想は、売上高が1619億円(前期比7.5%増)、営業利益204億円(同6.7%増)、純利益180億円(同15.7%減)の計画を据え置いている。(編集担当:片岡利文)
久光製薬が軟調。午前9時15分に95円安の4255円まで売られている。
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2014-07-11 11:00