野村証がホンダのレーティングを引き下げ
ホンダ <7267> に対して、野村証券が10日付けでリポートを発行。レーティングを引き下げた。
同証券では、「世界の自動車技術をリードする研究開発力が魅力」との見方に変化はないとしているものの、7月10日の国内HV車のリコール発表などで「品質問題の収束に想定以上の時間がかかっている」とコメント。
今回のリコールがFitHVなど主力車種であることや、ディーラーがリコール問題に時間を取られること、HVを中心とした今後の新車投入の遅れなどもあり、前期比18万台増を見込む今3月期の国内販売計画について、「達成は容易でない」と予想。同証券では国内販売見通しを4万台引き下げ、3.8万台増の85万台としている。
同証券によるレーティングは従来の「バイ(買い)」から「ニュートラル(中立)」に引き下げ。目標株価は4900円から4000円に下方修正した。
11日のホンダの株価は朝方から軟調で推移しており、午後2時7分には61円安の3512円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
ホンダに対して、野村証券が10日付けでリポートを発行。レーティングを引き下げた。
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2014-07-11 14:30