米投資銀CEO、21世紀は中国の世紀・・・「長期投資の対象」=中国メディア

 米中戦略・経済対話が9日、10日の両日、北京で行われたことについて、中国共産党機関紙・人民日報は米投資銀行ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファインCEOの発言として、「中国経済は長期投資の対象になる」と伝えた。  記事は、ブランクファインCEOが「中国は経済成長の鈍化やシャドーバンキング、地方の債務問題などの問題を解決できると考えている」と語ったことを紹介し、「われわれは長期投資を行っており、中国経済が長期的に成長していくものと信じている」と述べたと紹介した。  さらに、ブランクファインCEOは「勃興中の経済大国である中国と、古くからの経済大国である米国の間に摩擦が生まれることは不可避である」とする一方、米中のどちらか一方の経済成長はもう一方にとっても利益になると主張。米中が経済協力と相互投資を強化することは米中双方にとって利益であると語った。  続けて、20世紀が米国の世紀であったように、21世紀は中国の世紀になるとの見解を示し、中国が直面している経済成長の鈍化やシャドーバンキング、地方の債務問題などは過去の米国のように解決可能だと語った。  また、中国経済は短期的には改革が思い通りに進んでいないことに懸念を示しつつも、「優秀で活力のある人材が多く、政府にも指導力がある」とし、長期的な視点で見た場合、中国経済は成長を続けていくとの見通しを示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
米中戦略・経済対話が9日、10日の両日、北京で行われたことについて、中国共産党機関紙・人民日報は米投資銀行ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファインCEOの発言として、「中国経済は長期投資の対象になる」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
china,economic
2014-07-11 16:00