日経平均は35円高で寄り付き、ダイジヱットが買い気配

 14日の日経平均株価は、35円14銭高の1万5199円18銭で寄り付いた。  前週末のNYダウが決算期待などから28ドルと反発し、日経平均もこれを好感し、やや手掛かり難ながらも小幅高でのスタートとなった。外国為替市場ではドルが101円台前半でもみ合っている。  個別では、タングステンを使わない金型量産が報じられたダイジェット工業 <6138> が買い気配でスタート。7月中間期業績予想を上方修正したミサワ <3169> も買い気配となっている。  また、3―5月期の営業益が4割増となった東宝 <9602> や、今8月期3Qの純利益が5.7倍に拡大したビックカメラ <3048> が買い先行。今2月期予想を上方修正したライフコーポレーション <8194> 、今5月期営業利益が前期比10%減の計画と発表した三協立山 <5932> も強い動きをみせている。  一方、1―6期の営業利益が3割減と観測された旭硝子 <5201> 、今期の3Q税引き利益が3%増となった島忠 <8184> が軟調となり、今5月期の純利益を14%増と予想したパソナグループ <2168> も売りが先行している。(編集担当:片岡利文)
14日の日経平均株価は、35円14銭高の1万5199円18銭で寄り付いた。
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2014-07-14 08:15