東宝は年初来高値、第1四半期の大幅増益を好感、「アナ雪」などヒット

 東宝 <9602> は4営業日ぶりに反発し、7日の年初来高値を上回った。午前9時11分には63円高(2.64%高)の2448円を付けている。  11日引け後に発表した15年2月期第1四半期の決算で大幅増益を確保したことが好感された。営業収入は前年同期比21.0%増の569億9700万円、営業利益は同40.6%増の106億7700万円、純利益は同91.3%増の85億2500万円だった。映画営業事業では「テルマエ・ロマエ2」などを製作し、「ドラえもん」シリーズなどを配給し、増収増益を確保。「アナと雪の女王」や「アメイジング・スパイダーマン2」など話題作を上映した映画興行事業も増収増益だった。  業績予想は変更していない。8月中間期では営業収入995億円(前年同期比0.7%増)、営業利益135億円(同9.0%減)、純利益91億円(同1.1%増)を計画している。(編集担当:宮川子平)
東宝は4営業日ぶりに反発し、7日の年初来高値を上回った。午前9時11分には63円高(2.64%高)の2448円を付けている。
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2014-07-14 09:15