コスモス薬が朝高後に売られる、11月中間期は最終減益を予想

 コスモス薬品 <3349> が寄り付きで120円高の1万1180円と買われたが、その後はマイナス転換。午前9時53分に310円(2.8%安)安の1万750円まで下落した。  同社は11日引け後、前5月期末配当の増額と株主優待の拡充を発表した一方で、今中間期は減益予想を打ち出している。  前期の期末配当は、従来予想の25円から30円に増額。年間では55円(前々期は50円)に増額した。  また、「小口株主にとっての投資魅力を高めるため」として、増配ととも株主優待制度を拡充。従来は「株主お買物券優待券」2000円分または「全国共通おこめ券」4キログラムを年2回贈呈してきたが、これを従来の2倍の金額に修正。「お買物券優待券」4000円分または「おこめ券」8キログラムを年2回贈呈とした。今年5月末時点の株主への贈呈から適用されるという。  同社の前期業績は、売上高が3718億2500万円(前期比12.9%増)、営業利益は167億700万円(同7.6%増)で着地した。  今期の11月中間期予想は、売上高が2028億円(前年同期比12.3%増)と増益を予想しているものの、店舗拡大の費用などもあり、営業利益は70億5000万円(同25.2%減)、純利益は44億6000万円(同21.4%減)と減益予想となっている。(編集担当:片岡利文)
コスモス薬品が寄り付きで120円高の1万1180円と買われたが、その後はマイナス転換。
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2014-07-14 09:45