【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】円高傾向と低売買代金では好業績小型株物色が中心

  ドル円200日線レベル(101円90銭前後)を下回り、東証の一日売買代金が2兆円以下で推移する間は、好業績の小型株物色の流れが継続するものと見ている。   国土強靭化と電線地中化という「国策」に乗る長大 <9624> (東2)は7月8日に1036円まで上昇した後、値固めしているが、その足取りは大相場型だ。予想1株利益は今期126.9   円、来期132.7円の見通しで、予想PERは今期7.7倍、来期7.3倍にすぎず、なお大幅な上値余地を残している。同業の建設技術研究所や大日本コンサルタント、ウエスコHDなどが軒並み予想PER10倍以上に買われているだけに、割り安感が著しい。   その上、株主から預った資本でいかに効率良く利益を稼ぎ出しているかを示すROE(自己資本利益率)は今期予想10.1%、来期予想10.6%と10%超で業界トップクラス。昨年11月高値926円を起点とする下げの倍返しでひとまず1400円処を目標としたい。(経済・株式ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ドル円200日線レベル(101円90銭前後)を下回り、東証の一日売買代金が2兆円以下で推移する間は、好業績の小型株物色の流れが継続するものと見ている。
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2014-07-14 10:30