メディシスが強含む、今期に80億円の買収計画が伝わる

 メディカルシステムネットワーク <4350> が前場に6円高の371円まで上昇した。  同社は今15年3月期に80億円を投じ、調剤薬局40―50店を買収するとの計画を12日付の日本経済新聞が報じ、好感されている。  メディシスでは首都圏、愛知、京阪神を中心に、地域を絞って集中出店するドミナント化を推進している。中小店などを買収し、順次「なの花薬局」ブランドに切り替えていくという。  同社の今期業績予想は、中間期で売上高が前年同期比20.2%増の365億9300万円、営業利益は同27.5%減の8億7500万円を計画。通期では、売上高が前期比14.9%増の760億1300万円、営業利益は同15.0%増の24億400万円を計画している。  メディシスは今期、買収効果のほかにも、調剤薬局において、不採算店舗の閉鎖や作業のシステム化、医療医薬の徹底などに取り組んでいる。(編集担当:片岡利文)
メディカルシステムネットワークが前場に6円高の371円まで上昇。
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2014-07-14 13:15