モバクリ、前期は計画やや上ブレ、今期は営業益24%増を見込む

 モバイルクリエイト <3669> は14日引け後、14年5月期の決算を発表した。売上高は前期比49.7%増の42億3300万円、営業利益は同48.5%増の8億400万円、純利益は同57.1%増の4億9300万円で着地し、従来計画(営業益で7億3500万円など)を上回った。  今期は売上高60億円(前期比41.7%増)、営業利益10億円(同24.3%増)、純利益6億300万円(同22.3%増)と増収増益を計画した。業務用IP無線システムは新機種の開発に着手しており、物流業者や道路旅客運送業者のほか、BCP対策用として地方自治体などにも導入を目指す。NTTドコモ <9437> が提供する「ドコモビジネストランシーバ」端末機は日立国際電気 <6756> と協業で緊急速報「エリアメール」に対応した端末機を開発し、NTTドコモへの納入を予定した。  また、同社にとって請負金額が約26億円の大型受注案件である沖縄本島IC乗車券システムの開発についても、引き続きシステム開発の進ちょくに応じて売上が計上される予定。  モバイルクリエイトの14日終値は140円高の3795円。(編集担当:宮川子平)
モバイルクリエイトは14日引け後、14年5月期の決算を発表した。
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2014-07-14 16:30