日経平均は57円高スタート、米株高や円高一服で

 15日の日経平均株価は前日比57円61銭高の1万5354円43銭で寄り付いた。上げ幅を100円超に拡大する場面もみられる。NYダウの上昇や円高一服を背景に買いが先行している。前日の米国市場では、米シティグループの決算が予想を上回ったことで金融株を中心に堅調推移となった。  個別では、ダイジェット工業 <6138> は連日で買い気配スタート。東証1部銘柄への指定替えを発表した鈴木 <6785> も買い気配となった。15年5月期で営業益34.5%増予想の前沢工業 <6489> や15年2月期第1四半期で営業益2.2倍の松屋 <8237> なども上昇した。特別損益の計上に伴い、15年2月期の純利益予想を上方修正した大和 <8247> も高い。SIMロック解除の正式決定が報じられ、日本通信 <9424> なども堅調。  半面、15年5月期で最終減益予想の佐鳥電機 <7420> は売りが優勢となった。14年8月期業績予想を下方修正したサンヨーハウジング名古屋 <8904> も軟調。15年2月期第1四半期で減収減益だったレナウン <3606> もさえない。(編集担当:宮川子平)
15日の日経平均株価は前日比57円61銭高の1万5354円43銭で寄り付いた。
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2014-07-15 09:15