【今日のドル円】日米材料は複数あるも、相場を大きく動かす可能性小さい

 本日、日米で市場の関心が高いイベントが複数予定されている。ただ、ドル/円を大きく動かす可能性は小さいと見る。  米国でイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言(23:00)が予定されているが、昨日の米誌のインタビューで「景気回復後も緩和策を維持する必要がある」との考えを示しており、本日の証言でタカ派的スタンスに転向するとは考えにくい。利上げ開始時期について言及するなど予想外の結果とならない限り、ドル/円相場に与えるインパクトは小さいだろう。  また、日銀金融政策決定会合(時刻未定)や黒田日銀総裁の記者会見(15:30~)について、足元で追加金融緩和観測が後退している事から、こちらも手掛かり材料になりにくいと見る。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日、日米で市場の関心が高いイベントが複数予定されている。ただ、ドル/円を大きく動かす可能性は小さいと見る。
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2014-07-15 09:45