イトーヨーカドーが北京の一部店舗を8月に閉店へ、閉店説明会実施=中国メディア

 中国メディアの京華時報は12日、イトーヨーカドーが中国北京市で運営する店舗のうち、北苑店が8月に閉店すると伝えた。  記事はイトーヨーカドー北苑店が11日に200社ほどの納品業者などを招いて閉店説明会を行ったと伝え、「北苑店は2009年9月の開店以来、利益があがっていなかった」と説明があったことを紹介した。業者との契約は8月末まで残っているというが、別の店舗との契約に切り替えることもできるという。  さらに、納品業者には北苑店側から閉店までの間、販促活動を行うよう希望があったとし、すでにセールの期間も決定していることを伝えた。  記事は「2013年以来、イトーヨーカドーが北京市内の店舗を閉店するのは北苑店で3店舗目」と伝え、さらに関係者の発言として「運営コストが高く、利益が出ない体質だった」、「経営戦略にも見直すべき点があった」などと報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの京華時報は12日、イトーヨーカドーが中国北京市で運営する店舗のうち、北苑店が8月に閉店すると伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-07-15 10:00