【今日の言葉】NYダウ最高値でも日本は物足りない
『NYダウ最高値でも日本は物足りない』=14日(月)のNYダウは場中値で1万7088ドルと過去最高値を更新した。現状の金融政策維持が伝えられている。
量的緩和は今年10月で終了となる見通しだが、金利引き上げは行わず、当面「ゼロ」金利が続く見通しを好感している。言い換えれば、アメリカ経済は、「インフレ懸念のない景気拡大が続いている」ということである。
連れて15日(火)の日経平均は145円高と上伸しているが、NYダウのように史上最高値更新というわけにはいかず、今年の高値にも届いていない。日本の場合、アメリカほど経済は力強くないのにLNG高騰、人手不足による賃金上昇などで物価の上昇が目立ち始めている。
もし、ここで金利が上昇に向かえば大量の負債を抱える日本経済は国債利払いの圧力を受け厳しい状況になることが予想される。このあたりに日本株が本格上昇に結びつかない理由のひとつが潜んでいるようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
『NYダウ最高値でも日本は物足りない』=14日(月)のNYダウは場中値で1万7088ドルと過去最高値を更新した。現状の金融政策維持が伝えられている。
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2014-07-15 15:00