［ベトナム株］DIとオリックス、地場企業向け新投資ファンド設立

　　株式会社ドリームインキュベータ（東京都千代田区、ＤＩ）とオリックス株式会社（東京都港区）は、ベトナムをはじめとする東南アジアやインドの地場企業を対象とした１００億円規模の投資ファンドを年内にも設立する。両社がそれぞれ２０億円ずつ出資し、残りの６０億円を他の日系企業から募集する方針。 　　両社は２０１０年６月に国際協力銀行（ＪＢＩＣ）などと共同で、ベトナムの成長企業を対象とした総額５０億円規模の投資ファンド「ＤＩアジア産業ファンド（ＤＩＡＩＦ）」を設立。 　　ＤＩＡＩＦはこれまでに、◇ドンタム栄養食品株式会社（Ｎｕｔｉｆｏｏｄ：ヌティフード）、◇大手医療機器販売会社の日越医療機器株式会社［ＪＶＣ］、◇製薬卸・薬局チェーンのサンテド（Ｓａｎｔｅｄｏ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ）、◇日用雑貨・食品卸大手のメサ（ＭＥＳＡ）の４社と契約を交わしており、総額５０億円の投資が近く完了するため、新ファンドの設立を決めた。 　　ＤＩアジア産業ファンド（ＤＩＡＩＦ）概要 コミット総額：５０億円 運用開始：２０１０年６月 運用：ＤＩとオリックスによる共同運用 運用期間：８年 投資対象：ベトナムにおいて消費財・流通などの内需型産業の成長企業を主な投資対象とする。（情報提供：ＶＥＲＡＣ）