配当方針が明確な高配当利回り銘柄は=金山敏之
株式市場では配当など株主還元に対する注目度が高まっています。こうしたなかで配当性向<利益のうちどれだけを配当金として支払ったかの割合>を明記するなど配当方針に具体的な数値目標を設定する企業も徐々に増えています。例えばマーケットで話題を集めた企業としては、アマダ <6113> が配当性向の目標を50%程度に引き上げると同時に利益の50%程度をめどに自社株買いを実施すると発表し、株価が大きく上昇しました。
このように企業の配当方針への関心が高まるなか今回はTOPIX500採用の3月期決算企業で配当利回りが3%以上のもののなかから、配当方針に具体的な数値目標を設定している銘柄をピックアップしてみました。こうした銘柄では利益が減れば減配ということもありますが、反対に利益が増えれば数値目標にしたがって増配となる可能性もあり、配当方針が明確でわかりやすいといえます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はTOPIX500採用の3月期決算企業で配当利回りが3%以上のもののなかから、配当方針に具体的な数値目標を設定している銘柄をピックアップしてみました。
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2014-07-15 18:15