日経平均は25円安で寄り付き、JXが買い気配でスタート
16日の日経平均株価は、25円50銭安の1万5369円66銭で寄り付いた。
前日のNYダウは金融株の堅調な決算発表などから5ドル高で取引を終えたが、FRB議長による米国株一部銘柄の割高感指摘が日本株にも波及し、日経平均は売り先行となっている。
個別では、燃料電池車向け水素ステーションの設置構計画が報じられたことでJXホールディングス <5020> が買い気配となっており、岩谷産業 <8088> なども高い。
中間期業績や期末配当予想を上方修正したトライアイズ <4840> や、東証1部に指定変更され記念配を実施するサッポロドラッグストアー <2786> 、7月中間期予想が営業増益に転じたミライアル <4238> 、再生可能エネルギーで業務提携を発表した毎日コムネット <8908> なども買い気配でスタートした。
4―6月期が経常最高益と見通されたオービック <4684> 、今8月期3Q業績が経常8%増益となったウエルシアホールディングス <3141> 、3―5月期が最終黒字に転じたカッパ・クリエイトホールディングス <7421> なども大幅高となっている。
一方、FRB議長による米国SNS株の割高発言や、LINEが東証に上場申請したと前日に伝わり関連株が急騰した反動もあり、ミクシィ <2121> やコロプラ <3668> 、エイティング <3785> 、アドウェイズ <2489> などが大幅安となっている。
また、3―5月期純利益が85%減となったアデランス <8170> が売り気配。今5月期の純利益は7%減と見通したタマホーム <1419> は軟調に推移している。(編集担当:片岡利文)
16日の日経平均株価は、25円50銭安の1万5369円66銭で寄り付いた。
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2014-07-16 08:45