翻訳センターは9月急伸の調整進む、グローバル関連の好業績から5~6月に1万円も

【月足チャート診断】   翻訳センター <2483> の2013年末株価は、権利修正値で前年末比2649円高の4690円だった。   とくに、昨年は9月に高値7800円と2006年5月以来、7年半ぶりの水準に買われた。一方、昨年の安値は6月の2310円で現在の水準は高値と安値の「中間値」(5055円)をやや下回った位置にある。   これは、9月の高値時点において24ヶ月線に対する乖離率が100%を突破し110%程度まで拡大、過熱感が顕著となったことに対する調整となっているためである。   現在の24ヶ月線乖離率は90%程度まで縮小しているものの、まだ高い水準といえる。できれば、乖離率50%程度まで冷却が欲しいところである。ただ、株価が下がることで乖離縮小ということではなく24ヶ月自体が上昇するのを待つ展開だろう。このため、中間値近辺でもうしばらくモミ合うことが予想される。   翻訳事業にM&Aで通訳、国際会議運営等の事業を加えたことでグローバル時代の有望銘柄としての注目度をさらに高めている。今3月期は21.0%増収、営業利益11.1%増益、1株利益142.4円の見通し。配当は年45円の予定。   PERは32.9倍とやや高いが、時流に乗る成長銘柄としては割高感はないのではないだろうか。   今年は1月中はしばらくモミ合って、2~3月で高値挑戦、次期見通しが明らかとなる5~6月には1万円に挑戦する展開が予想されそうだ。5000円以下の水準は中期スタンスでの仕込み場といえるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
翻訳センター<2483>(JQS・売買単位100株)の2013年末株価は、権利修正値で前年末比2649円高の4690円だった。
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2014-01-01 17:00