DDSはストップ安売り気配、業績予想の下方修正で2期連続の営業赤字に

 ディー・ディー・エス <3782> は300円ストップ安の938円売り気配。15日引け後に発表した14年12月期業績予想の下方修正で赤字を見込んだことから失望売りが殺到した。  6月中間期では売上高を3億4200万円から3億1600万円(前年同期比15.8%増)、営業赤字を9000万円から1億2300万円(前年同期は7700万円の赤字)に下方修正。通期では売上高を9億4800万円から8億8700万円(前期比67.4%増)に引き下げ、4500万円の黒字を見込んでいた営業損益は6600万円の赤字(前期は2億4500万円の赤字)になる見通し。営業赤字は2期連続。  一部案件の延期で売上高が計画を下回る見込み。新規事業の立ち上がり遅れも響く。一部で生じた原価増の影響に加え、増資に伴う支払手数料や海外営業強化のための採用に伴う紹介手数料および人件費などが増加し、販管費も膨らんだ。また、2期連続の営業赤字により本業にかかわるすべての固定資産について減損評価を行う必要があり、最大6000万円の特別損失が発生する可能性があるという。(編集担当:宮川子平)
ディー・ディー・エスは300円ストップ安の938円売り気配。
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2014-07-16 10:15