インフォマートは当面、高値圏でのモミ合いを想定、2月中旬の決算発表で急伸も
【月足チャート診断】
インフォマート <2492> (東マ)の2013年末株価は、権利修正で前年末比689円高の1874円と上場来高値を更新した。
昨年は年初1205円で始まり、1月の1128円を安値にほぼ一本調子の上昇で12月の1905円が年間での最高値となっている(いずれも権利修正)。業績絶好調が株価好調の背景となっている。
外食などフード業界向けBtoBのネットを活用した受発注システムが会員数と扱い商品数の伸びで、2013年12月期は16.0%増収、営業利益22.3%増益となったもよう。分割後1株利益は40.2円、配当は年31.69円の見通し。とくに、営業利益は9億9700万円と10億円台目前で、しかも3年前の2010年12月期に比べ64.7%の増益と優秀である。
さらに、中期経営計画で2014年12月期に営業利益20億2600万円を掲げていることから今期見通しの好調と同時に前12月期についても予想を上回る可能性は極めて高いとみられる。2月14日に12月期決算の発表を予定している。
ただ、足元では24ヶ月線との乖離率が200%超に達し、かなり大きいものとなっている。このため、決算発表の2月中旬まで高値圏でモミ合うことが予想される。むしろ、先行きにとってはモミ合うほうが大きい相場に育つ可能性があるといえる。。
現在の中期経営計画が終了すれば新しい中期経営計画作成が予想されるだろう。とくに、これまで予想数字を一度も下回ったことのない信頼感があり、この点が好調な株価に繋がっているといえる。決算発表を控えた1800円台は仕込んで待つところだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
インフォマート<2492>(東マ・売買単位100株)の2013年末株価は、権利修正で前年末比689円高の1874円と上場来高値を更新した。
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2014-01-01 20:15