大東建託、働く女性にうれしい賃貸「女子ゴコロ100%」ルームを公開

大東建託は2014年7月16日、東京・汐留のコンラッド東京で、働く女性を応援する「女子ゴコロ100%」プロジェクトおよび新CM記者発表会を開催した。同社が展開する「いい部屋ネット」のイメージキャラクターである女優の深田恭子さんを迎えての発表会に臨んだ同社代表取締役副社長執行役員の門内仁志氏は、「住まい方を提案するで、より価値のある賃貸住宅を提供していきたい」と新プロジェクトへの意気込みを語った。(写真は記者発表会で、大東建託副社長の門内仁志氏と、深田恭子さん。サーチナ撮影)
「女子ゴコロ100%」プロジェクトは、大東建託の女性社員有志が、リクシルの女性社員の協力を得て、「働く女性がもっと快適に暮らせる賃貸住宅づくり」をめざして2012年12月から始めた。今回、これまでの議論の成果を具現化したコンセプトルームを設置することにした。7月下旬に横浜・都筑区、8月中旬に東京・江戸川区に各1部屋を設置する。
コンセプトルームは、「回遊動線」、「2つのスルークローゼット+充実収納」、明るさ調節ができる「癒しバスタイム」、ベッドスペースを空間的に分離できる「ベッドボード+寝食分離」、吸湿・脱臭などの機能がある「上質な資材と室内環境」というコンセプトを具体化した。また、カラーTVインターフォン、シェード、室内物干し(2カ所)、メモリーキーなどのセキュリティやプライバシー面でも安心の部屋にしている。
9月初旬にはコンセプトルームに対するアンケート調査を実施し、10-12月には入居者モニターなど実生活の中での体験調査も実施し、今後の賃貸住宅づくりに活かすアイデアを収集する。
また、2014年3月に一般公募した「運命の出会い」にまつわるエピソードから、優秀賞を受賞した3つのエピソードを、深田恭子さんが出演するショートムービーに仕上げ、「運命の出会いキャンペーン」テレビCMとしてシリーズ放映を開始する。
2014年7月21日からは、3つのストーリーの予告編にあたる「運命の出会い予告」篇を全国で放映する。そして、8月16日からは、優秀賞の「運命の郵便物」篇、今秋から来年にかけて、最優秀賞の「なまんだぶ」篇、優秀賞の「迷いクジラ」篇を順次放映していく。
CM撮影を終えた感想を聞かれ深田恭子さんは、「撮影を通じてドキドキしたり、思わぬところに運命の出会いというのがあるんだなと感じました。みなさんにもCMを通じて、ふとしたことがきっかけになる運命の出会いの体験を感じていただけたらうれしいです」と語っていた。ちなみに、プライベートでの「運命の出会い」については、「今のところはない」とのこと。
さらに、部屋を借りる時のこだわりを「緑が見えること」と答えた深田恭子さんは、「実用的、かつ、見た目も美しく部屋の収納を工夫することが楽しい」と意外な一面をみせた。「洋服は色別に整理しておくと、最近はこの色の服を買い過ぎているとか反省できます。また、なるべく物を出さないように工夫しています。物を置かない、色を増やさないということがポイントです。うちの中がキレイだと、いろんなことができるように思えるので、常に片付いた部屋にしておきたい」と話していた。(取材・編集担当:徳永浩)
大東建託は2014年7月16日、働く女性を応援する「女子ゴコロ100%」プロジェクトおよび新CM記者発表会を開催した。(写真は記者発表会で、大東建託副社長の門内仁志氏と、深田恭子さん。サーチナ撮影)
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2014-07-16 15:30