UBIC、大手スマホ製造メーカーにeメール監査ツールの提供を開始

 UBIC <2158> は16日、アジアの大手スマートフォン製造メーカーに、人工知能を搭載したeメール監査ツール「Lit i View EMAIL AUDITOR」の提供を開始したと発表した。eメールの常時監査を可能にし、社内の不正発生の予防や知的財産の漏えい防止に活用される。同企業による試験導入では、従来2カ月かけて行っていたメールの監査を4日間で完了させることができたという。  通常、監査における抽出設定は監査を実施したメール内容の閲覧で出現した新たなキーワードの設定や過度にメールを抽出してしまうキーワードの削除など、日々のメンテナンスに多くの手間が発生する。  UBICの監査ツールは独自の人工知能が自動で重要メールの仕分けを実施し、関連するメールを正確に抽出。監査官が選択した重要および非重要メールの内容を自動学習するため、膨大なキーワード設定や本来不要な閲覧の削減など、従来のメール監査ツールで必要な作業コストや工数を大幅に軽減できる。  16日は電子証拠開示支援システムに関する米国特許の取得も発表した。同特許は昨年(13年)11月25日に日本でも特許取得している。  UBICの16日終値は106円高の954円。(編集担当:宮川子平)
UBICは16日、アジアの大手スマートフォン製造メーカーに、人工知能を搭載したeメール監査ツール「Lit i View EMAIL AUDITOR」の提供を開始したと発表した。
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2014-07-17 06:00