日経平均は43円高で寄り付く、米株高で投資家心理改善

 17日の日経平均株価は前日比43円57銭高の1万5422円87銭で寄り付いた。前日の米国株式市場でNYダウが過去最高値を更新したことを受けて投資家心理が改善し、東京市場でも買いが優勢となった。ただ、手掛かり材料が乏しく、ドル・円が101円台後半でこう着していることもあって、買い一巡後は日経平均も動意が乏しくなった。  個別では、住友スリーエム株式の売却で特別利益を計上する住友電気工業 <5802> が堅調。三井物産 <8031> との資本提携を発表した安川情報システム <2354> や大手スマートフォン製造メーカーへのeメール監査ツール導入や電子証拠開示支援システムに関する米国特許取得を発表したUBIC <2158> は買い気配スタート。品川駅周辺の再開発計画が伝えられ、鉄建 <1815> なども動意付いた。  半面、15年3月期第1四半期で営業益2ケタ減の小松ウオール工業 <7949> や15年3月期の最終損益予想を赤字に見直したワイ・イー・データ <6950> などが下落している。(編集担当:宮川子平)
17日の日経平均株価は前日比43円57銭高の1万5422円87銭で寄り付いた。
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2014-07-17 09:15