ウォーターダイレクトは富士山麓の天然水に注目、梅雨明けで需要拡大

  富士山麓で採取されたミネラルウォーターの宅配事業を運営する、ウォーターダイレクト <2588> (東2)は581円と3営業日ぶりに反発している。九州南部が梅雨明け。15日には関東地方では94人が熱中症の症状を訴え、病院へ運ばれたと伝わっており、熱中症対策関連として同社が大きく見直される可能性が高い。   同社の強みは、開発、製造、品質管理、販売、アフターサービスまでを自社で手がける製造小売・ダイレクトマーケティング。商品の品質・サービスで選ばれる存在であるために、この事業形態を活かして独自の視点で顧客ニーズを捉え、より魅力ある商品・サービスの提供に努めている。   光通信との合弁会社アイディール・ライフが4月1日に事業を開始したため、2015年3月期第1四半期から連結決算へ移行。引き続き。デモンストレーション販売を強化するほか、グループ会社を通じた法人顧客開拓やテレマーケティングによる顧客開拓、新水源の開発と商品ラインナップの拡充、物流コストの低減などに取り組み通期業績予想は、売上高100億円、営業利益4億5000万円、経常利益4億円、純利益は1億5000万円を見込んでいる。   株価は、1月21日につけた年初来の高値799円から2月4日に年初来の安値540円まで調整。5月21日542円と下げて下値を確認。その後、もみ合いとなっている。16日に九州南部が梅雨明け。関東甲信の梅雨明けは同21日と伝わっており、従来予想されていた夏のエルニーニョ現象発生の可能性の可能性は低くなっっており、同社が熱中症対策として見直されると期待される。同社は環境省と官民一体で取り組む「熱中症予防声かけプロジェクト」に賛同し活動をスタート。富士山の銘水『CLYTIA(クリアティア)25』と健康食品『クリアティアプラス 経口補水液 パウダータイプ』を通じて熱中症予防に声かけ活動を行っており、大きく見直される可能性が高い。上値抵抗線の26週移動平均線を突破し、リバウンド相場入りとなるか注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
富士山麓で採取されたミネラルウォーターの宅配事業を運営する、ウォーターダイレクト<2588>(東2)は581円と3営業日ぶりに反発している。
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2014-07-17 09:15