三菱航空機、開発中の「MRJ」40機の受注見通し=中国メディア

中国メディアの新華社は16日、三菱航空機が開発中の三菱リージョナルジェット(MRJ)について「1960年代以降としては、日本が初めて設計、製造する航空機」と紹介したうえで、英ファーンボロー国際航空ショーにおいて40機を受注する見通しだと報じた。
記事は三菱航空機が発表した声明として、「MRJは現在、開発の最終段階にある」と紹介、2015年秋を目処に試験飛行を行う予定だと伝えた。さらにMRJが欧米市場に狙いを定めているとしたうえで、「試験飛行は米国で行われる」と紹介した。
続けて、三菱航空機がこのほど米イースタン航空に対してMRJを20機販売することで覚書を交わしたうえで、さらに仮注文としての購入権20機を獲得したことを伝えた。
座席数70席から90席ほどの小型旅客機であるMRJについて、記事は「短距離向けの航空機」と紹介。続けてMRJは騒音が小さく、運用コストの面でほかの小型旅客機に比べて優位性があると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの新華社は16日、三菱航空機が開発中の三菱リージョナルジェット(MRJ)について「1960年代以降としては、日本が初めて設計、製造する航空機」と紹介したうえで、英ファーンボロー国際航空ショーにおいて最多で40機を受注する見通しだと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-07-17 09:15