中国の高速鉄道が世界をリードする!? 日本で湧き上がる「不安の声」=中国メディア

 中国メディアの海外網は15日、世界銀行が中国高速鉄道に関する報告書を発表したことを紹介し、「中国高速鉄道が世界をリードしていることに対し、日本では不安の声があがっている」と報じた。  記事は、世界銀行が発表した報告書のなかには「快挙」、「世界一流」といった賛辞が並んでいたと伝えた、さらに中国高速鉄道が「信頼性と快適性を兼ね備えている」と称賛されたと紹介した。  さらに世界銀行が報告書で、「中国が6年から7年ほどの期間内に、他国の3分の2ほどのコストで営業距離1万キロメートルの高速鉄道網を構築したことは快挙」と評価したことを伝えた。  中国は現在、高速鉄道のインフラ輸出を進めており、中国の李克強首相は外遊のたびに高速鉄道の売り込みを行い、エチオピアやルーマニアで成果を挙げている。また、ブラジルも中国に対し、高速鉄道建設について協力を求めた。  また記事は、日本についても言及し、「日本は世界で初めて高速鉄道を建設した国であり、その技術は今なお世界最高クラス」としながらも、中国高速鉄道が世界で存在感を高めていることに対し、日本では「座していられないようで、不安の声があがっている」と主張。日本国内では「日本の技術が中国に奪われた」などといった論調があると紹介した。(編集担当:村山健二)(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供)
中国メディアの海外網は15日、世界銀行が中国高速鉄道に関する報告書を発表したことを紹介し、「中国高速鉄道が世界をリードしていることに対し、日本では不安の声があがっている」と報じた。(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供)
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2014-07-17 09:15