原油反発　米在庫減少で

　１６日、スポット金は反発。１２９９．０ドルで引けた。世界有数の金輸入国であるインドの金輸入が６月に６５％急増したことが注目されたことがきっかけとなり、金の市場価格は上昇した。しかし、米企業決算の好結果を受けて、ＮＹダウが上昇したことなどから売りが盛り返し、再び１３００ドルを割り込む形となった。　 　ＮＹＭＥＸ原油は反発。１０１．５３ドルで引けた。この日発表された米エネルギー情報局（ＥＩＡ）の週報で、国内の原油在庫が予想を大きく上回る７５２．５万バレルの減少となり、原油先物の受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫も減少だったことから、買いが優勢となった。　（情報提供：東岳証券株式会社）