BMWがサムスンSDIと協力拡大、次世代バッテリーも共同開発へ=中国メディア

 BMWグループは15日、韓国のサムスンSDIと電気自動車向けバッテリーセルの供給に関する協力関係を拡大することを発表した。中国メディアの盖世汽車網は16日、「今後数年にわたってBMWの電気自動車やプラグインハイブリッドカー(PHV)には引き続きサムスンSDIのバッテリーセルが搭載されることになる」と伝えた。  報道によれば、BMWは2009年にサムスンSDIから電気自動車向けバッテリーセルを調達することで合意した。サムスンSDIのバッテリーセルが搭載されているBMWの電気自動車「i3」やPHV「i8」の販売は好調で、記事は「6月に発売されたi8はBMWの想定を超える好調ぶりを見せている」と伝えた。  続けて、「BMWとサムスンSDIによる今回の協力拡大は数十億ユーロの価値があると推測されているが、双方は具体的な金額については言及しなかった」と紹介。さらにBMWとサムスンSDIが次世代バッテリーの素材や技術についても共同開発を行うことを伝えた。  BMWによれば、「i3」や「i8」に搭載されているバッテリーはドイツの自社工場で生産されており、バッテリーセルだけはサムスンSDIから調達しているという。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Peter Lovás/123RF.COM)
BMWグループは15日、韓国のサムスンSDIと電気自動車向けバッテリーセルの供給に関する協力関係を拡大することを発表した。(イメージ写真提供:(C)Peter Lovás/123RF.COM)
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2014-07-17 11:00