売買代金は早くも「夏休み相場」の様相、小型材料株が人気の中心へ

  東証1部の売買代金が今月に入って2兆円割れが続いている。7月は売買代金が2兆円を超えたのは7月1日の2.1兆円だけという状況だ。   新年度に入って、2兆円を越えたのは4月=4回、5月=2回、6月=5回という内容。7月16日(水)も1.6兆円にとどまり、このまま行くと7月は5月並みの低水準となることが予想される。   6月は年金等の買いが伝えられ、売買代金及び出来高とも活況だった。それが、7月になって、手の平を返したような少ない売買代金となっていることは、年金等の買いがひとまず一巡したためとみられる。   4~6月期決算の発表が本格化するものの、個別には好調銘柄はあっても主力銘柄については多くを期待できず、結果、売買代金を大きく膨らませるほどの業績とはならない見通し。   どうやら、「梅雨明け」が近いようで猛暑が予想され、相場は夏休み入りが予想される。とくに、22日からは呼び値が、「10銭単位」となることから、個人投資家は値動きの大きい銘柄を求めて新興系など小型銘柄に関心を向けるものとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
東証1部の売買代金が今月に入って2兆円割れが続いている。7月は売買代金が2兆円を超えたのは7月1日の2.1兆円だけという状況だ。
economic
2014-07-17 12:00