業績観測報道の大塚商会にゴールドマン証がリポート

 17日付で日本経済新聞が掲載した大塚商会 <4768> の今12月期6月中間期業績の観測記事について、ゴールドマン・サックス証券が同日付でリポートを発行している。  報道では、大塚商会の中間期売上高は3200億円(前年同期比12%増)、営業利益は240億円(同23%増)に拡大と観測しており、営業利益は過去最高を更新する見通しと前向きに評価している。  一方、報道された水準は会社計画(営業利益217億円)を上回るものの、同証券の予想(同248億円)には届かないため、同リポートでは「期待を下回る内容」と指摘。大塚商会の2Qの月次売上は月を追って鈍化していると推計しており、さらには「3Q以降は鈍化傾向がより顕著になる」として、減収減益になるリスクが高まっていると言及した。  同リポートによる投資評価は「売り(コンビクション)」を継続し、目標株価は3600円としている。  大塚商会の17日の株価は、前場に200円安(4.1%安)の4740円まで売られる場面があった。(編集担当:片岡利文)
17日付で日本経済新聞が掲載した大塚商会の今12月期6月中間期業績の観測記事について、ゴールドマン・サックス証券が同日付でリポートを発行している。
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2014-07-17 13:15