森永製菓、JAXA協力で宇宙をテーマにした夏休みの自由研究キットを開発

 森永製菓は2014年7月17日、創業115周年記念「Okashinnovation(オカシノベーション)プロジェクト」の第一弾として、宇宙をモチーフにした「おかしな自由研究シリーズ」を発表した。7月19日から宇宙博やインターネット等で販売開始する。同社代表取締役社長の新井徹氏は、「Okashinnovationプロジェクトを通じて、社会におけるお菓子の新たな価値を発掘・啓発していきたい」と語っている。(写真は、「おかしな自由研究<おかしな宇宙飛行士試験>」を紹介する森永製菓社長の新井徹氏。サーチナ撮影)  「おかしな自由研究シリーズ」は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の協力を得て開発した。子どもたちがお菓子の力で、より楽しく自発的に夏休みの課題「自由研究」に取り組めるようにすることで、学ぶことの楽しさを知り、創造力を磨くきっかけにしたいというテーマで作られた。  「おかしな自由研究<夏の夜空におかしな星座をつくろう>」は、おっとっと(うすしお味)2袋、ポテロング(しお味)、ラムネ、おかしな星の地図、おかしな星座シートをパッケージ。自分だけのオリジナル星座をお菓子で作れるほか、パッケージを外に持ち出すと、夜空の星の観察に使うことができる。  「おかしな自由研究<もしも地球がチョコボールだったら>」は、チョコボール(キャラメル)、チョコチップクッキー、ミニチュッパチャプス(サワーフルーツ)、紙メジャー、ミッションブックをパッケージ。「地球がチョコボールの大きさだったら」と想像しながら、身近なもので10億分の1の大きさの宇宙をつくることに挑戦する。  「おかしな自由研究<宇宙飛行士試験>」は、ミルクキャラメル、おっとっと(うすしお味)2袋、ハイチュウ(グレープ)、ラムネ、ミッションブック、アイスのぼう(6本)をパッケージ。実際の宇宙飛行士試験をもとにつくられた「おかしな」試験に挑戦しながら、宇宙飛行士に関する知識を深めることができる。  3商品ともに、希望小売価格は1250円(税別)。森永製菓では、このシリーズを使ったワークショップを夏休み期間に開催していく。7月19日-21日にイオンモール幕張新都心のグランドコートで開催される宇宙博2014開催記念イベント「夏休み! わくわく! 宇宙フェスタ」の会場で開催することを皮切りに、「SHIBAURA HOUSE」(東京・芝浦)、JAXA筑波宇宙センター(茨城県つくば市)、科学技術館(東京・北の丸公園)、「ギャラクシティ」(東京都足立区)で開催する予定。  森永製菓では、脳科学者で東京大学大学院薬学系研究科教授の池谷裕二氏をはじめとした有識者からの意見を得、電通の新規事業クリエイティブチームとも連携しながら、「お菓子が持つ力や可能性をさまざまな角度から研究・検証し、新しい価値を提供する商品・サービスの開発に努めてまいります」としている。(編集担当:八木大洋)
森永製菓は2014年7月17日、創業115周年記念「Okashinnovationプロジェクト」の第一弾として、宇宙をモチーフにした「おかしな自由研究シリーズ」を発表した。(写真は、「おかしな自由研究<おかしな宇宙飛行士試験>」を紹介する森永製菓社長の新井徹氏。サーチナ撮影)
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2014-07-17 15:45