安川電、中間期業績予想を上方修正、米太陽光発電市場への参入も発表
安川電機 <6506> は17日、15年3月期(14年3月21日―15年3月20日)第1四半期の決算と同時に、14年9月中間期業績予想の上方修正を発表した。
第1四半期の売上高は前年同期比6.4%増の910億2100万円、営業利益は同7.0%増の68億1000万円だった。スマートフォンや自動車関連を中心にACサーボモータ・コントローラの販売が好調に推移し、中国における増産も業績に寄与。溶接・ハンドリング・塗装ロボットなども堅調に推移した。
中間期業績予想は、売上高を1850億円から1900億円(前年同期比7.2%増)、営業利益を110億円から130億円(同2.9%増)に引き上げた。通期業績予想は変更していない。
これとは別に、米太陽光発電市場への参入も発表した。米国子会社を通じて米ソレクトリア社(マサチューセッツ州)を取得する。ソレクトリア社は米国を中心に高性能太陽光発電用パワーコンディショナー(パワコン)の開発・製造・販売を行っており、大規模発電案件向け大容量帯パワコンで高い競争力と有力な顧客基盤を有している。安川電が国内で展開する小・中容量帯パワコンの補完が期待され、品ぞろえの充実で米国市場のニーズに対応する。
安川電の17日終値は29円高の1326円。(編集担当:宮川子平)
安川電機は17日、15年3月期第1四半期の決算と同時に、14年9月中間期業績予想の上方修正を発表した。
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2014-07-17 16:30