進捗率から会社予想が保守的にみえる最高益予想の2月期決算銘柄は=金山敏之

 先月下旬から小売りを中心とした2月期決算企業の第1四半期決算発表がスタートするなか7日の投資のヒントでは中間集計として、4日までに決算発表を終えた2月期決算企業で最高益更新が予想されている銘柄を対象に、この第1四半期実績の進捗率をチェックしてみました。一昨日で2月期決算企業の第1四半期決算発表も出尽くしたことから今回は、7日以降に決算を発表した最高益予想の企業で進捗率をチェックしてみました。    中間期の会社予想に対する第1四半期実績の進捗率をみてみると5割を上回るものが多く、ディップ <2379> のように第1四半期実績が中間予想を既に上回ったものもあります。また、乃村工藝社 <9716> では第1四半期実績を踏まえて中間予想を上方修正しましたが、その予想に対しても進捗率は9割を超えています。そのほかスニーカーが好調で消費税増税の反動が軽微だったABCマート <2670> も7割近い進捗率となっており、こうした銘柄では会社予想が保守的にみえます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
一昨日で2月期決算企業の第1四半期決算発表も出尽くしたことから今回は、7日以降に決算を発表した最高益予想の企業で進捗率をチェックしてみました。  
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2014-07-17 17:15